2016年9月12日月曜日

講演会


 こんばんは

 9月11日(日)に若狭町瓜生公民館で、『若狭町歴史環境講座 近年の若狭の古墳 発掘調査報告 「日本を代表する脇袋古墳群の重要性」』が行われました。

 脇袋古墳群のある「王家の谷」と呼ばれる地域では、西塚古墳をはじめとする数多くの古墳が存在しています。その研究成果や遺跡を活かした整備の必要性などを、高橋先生が地域の方々に向けて語っていらっしゃいました。

 脇袋古墳群が畿内王権と密接な関係にありながら、東海地方などの地域とも交流のあった、「若狭」という地域を象徴する古墳群であることを、地域の方々に知っていただけたと思います。考古学研究室から持っていった藤井岡古墳から出土した甲冑形埴輪や、今夏の藤井岡三昧古墳の測量調査で発見した埴輪などを地域の方々は真剣に見てくれていました。

 考古学研究室では先生の補佐員として若狭をフィールドに調査を続けてきました。地域の人たちが若狭の古墳に興味を持ってくださり、私たちの調査を応援していただけることはとても嬉しく思います。これからも地域の人々の声を励みに頑張っていきたいと思います。

現地説明
上ノ塚古墳


小林

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