2015年9月29日火曜日

円筒埴輪の復元!


 こんばんは!

 今日は、藤井岡古墳から出土した、円筒埴輪の復元作業を行ないました。

 接合した埴輪に合わせて、針金で骨組みを作り、ガムテープで作った壁にキューテックスを塗っていきました。
 時間を置いて固まれば、削ったり足りない所に足したりして復元していきます!

復元の様子

 一回生の私たちは、木曜日に行なった埴輪の補強作業で初めてキューテックスに触れました。
 それから回数を重ねてだんだん扱い方がわかってきたように思います。

  どんどん作業に関わって、復元の方法や道具の使い方を知っていきたいです。

ふじなみ

2015年9月26日土曜日

甲冑形埴輪復元案

 こんばんは
 今回はタイトルにある通り、甲冑形埴輪の復元をするための復元図作りを行なっていました。

図面作成中

 自分の中の記憶や経験、先生からの指摘など多くの意見を聞き、埴輪の今後の姿をどうしていくか考え描いていきます。

 今のところ、出土した甲冑形埴輪に似た類例を参考にしながら描いていきますが、なかなか納得のいく図面が描けません。

 講義が始まった中での作業なので、数日中には終わらせたいところです。
 
うら

2015年9月24日木曜日

埴輪の補強作業


 こんばんは
 本日から後期の講義が始まりました。夏休み中より室員全員で集まれる機会が少なくなったのは痛いですが、なんとかお互いで支えあって活動していきたいと思います。

 さて、今日は埴輪の補強作業を行ないました。補強用に使用したのは、昨年も多用していましたキューテックスです。
 今回は1回生に初挑戦してもらいました!
 
補強中

 この補強作業は、次に控える実測や写真撮影の作業に耐えることのできなそうな埴輪片を耐えうるものにする為の作業になります。
 学生個人個人で、どこを補強すれば耐えられるものになるか、壊れにくいものになるか、ということを考えながら補強していくので、実物を使った実践的な勉強になります。

 これからこのような作業に触れる機会は多いので、今回の経験をぜひ自分の糧にしていってもらいたいです。

うら

2015年9月22日火曜日

埴輪の整理作業

 
 こんばんは
 
 この頃、夜が肌寒くなってきましたね。皆さん、風邪を引かないようにお気をつけてお過ごしください。

 さて、今まで接合してきた埴輪がどんどん甲冑形埴輪や円筒埴輪などの形になってきました。そこで、将来、報告書に載せる埴輪を選び、どの位置から出土し、どの破片なのかを平面図や写真などを使って、検証する作業を行ないました。

 平面図などと照らし合わせて記すので、実測図が分かりにくいと作業が思うように進まないと思いました。もっと埴輪の特徴を捉えて実測したら良かったなと思いました。今度、発掘する機会があったら、この経験を生かしていきたいです!

まだまだ、作業は続きますが、根気良く頑張りたいです!!


検証中








                                   匠

2015年9月18日金曜日

埴輪の接合

 こんばんは
 前回の投稿から1週間以上空けての投稿になってしまいました。

 さて、今日は藤井岡古墳出土埴輪の接合作業を行なっておりました。
 先日のオープンキャンパスでも行なっておりましたこの作業、なかなか時間がかかっております。

手前には甲冑形埴輪が自立しています!

 どの破片がどれと合うのか、検討しながら接合していきます。
 行き詰った時には少し休憩すると、不思議とくっついたりします。 そのため、しばらくは机の上に広げて、ひたすらパズルのようにどれとどれがくっつくか検討しています。

 自分たちの手で取り上げた埴輪を、自分たちの手で接合して、本来の形に近づけさせていくこの作業は感慨深いものがあります。

 もうそろそろ次の段階に進む時期ではありますが、もう少し検討していきます。

うら

2015年9月11日金曜日

明日はオーキャン!!


 こんばんは

 ブログを連投しておりますが、今回は明日のオーキャンについてのご連絡があります。

 明日のオーキャンでは、ミニ講義や学生によるキャンパスツアー、個別相談、AO入試概要説明会などが開催されます。

 考古学研究室では考古学体験のほか、今夏行なった藤井岡古墳の発掘調査で出土した、埴輪の整理作業の一部をお見せします!!
 いつもは見られない、夏だからこその研究室の一面を見られることのできる機会なので、考古学に興味のある方、ぜひぜひお越しください!!

埴輪の接合中

うら

博物館実習


 こんばんは

 今日は博物館実習の考古学分野についての講義が行なわれました。

 博物館実習は、毎年行なわれている博物館学芸員の資格取得のために行なわれる講義で、今回も例の通り、研究室では考古学分野での実践的な作業の方法を学びました。具体的には埴輪の洗浄・注記(マーキング)、借用調書の取り方です。

 始めのうちは、実物を扱うということで皆さん戸惑っていましたが、慣れていくうちにスムーズに作業を進めることができていきました。注記では、悪戦苦闘する人も数人はおりましたが、なんとか形になっていました。

 筆者は3回生ということで博物館実習生として参加しましたが、研究室でよく行なっていた作業だったため、どちらかというと教えに回るほうでした。
 自分では分かっているつもりでも、いざ人に教えようとすると、うまく伝えることができないのがもどかしく感じられました。まだまだ自分には、人に伝えられる力がないことを痛感させられる機会だったと思います。

注記中

 博物館実習はまだ続きます。資格取得のためもありますが、自分の経験を増やしていけるよう頑張っていきたいと思います。

うら

2015年9月8日火曜日

写真整理

こんばんは!

アトムです。発掘調査も終わり、今日は現場の写真整理を行ないました。


  私は現像されたフィルムを触るのは初めてのことでした。手汗がフィルムに付かないように手袋を付けるなど、初めて知ることができ勉強になりました。

 これからは、図面や埴輪の整理などをすることがたくさんあるので頑張りたいです!

 これらの写真や図面が報告書に使用されると思うと、緊張すると同時に感動しました。

ファイルに写真を直している様子
 アトム