2012年11月27日火曜日

史学大会


 こんにちは!

 しばらく更新が止まってしまい、申し訳ありませんでした。

  さて、24日の土曜日には第32回花園大学史学会大会が行われました。
 この大会は毎年行われており、本学教員や卒業生の方々による発表が行われています。


 特に今回は、研究室OBである岡島さんと、高橋親分による発表が行われました。この大会で考古学関連の発表が2つあることは珍しいことです。



 まず岡島さんの発表では、現在所属している枚方市文化財研究調査会が行った楠葉中之芝遺跡の発掘調査結果についての発表で、行基が創建に関わったとされる久修園院周辺の内容が中心でした。調査箇所や出土遺物の内容など成果を発表していただき、調査面積は少ないながら、非常に興味の沸く内容でした。


岡島さんの発表


 高橋親分は、本ブログでも紹介している私たち考古学研究室がこれまで行ってきた活動の軌跡や、現在も行っている福井県若狭地域での調査活動の内容とその結果についての発表でした。


高橋親分の発表


 この史学会大会では、考古学専攻以外の学生はもちろん、教員やOBの方々も多数参加します。そのような場での今回の研究室の活動についての発表は、多くの学生の方々にも興味を持ってもらえたのではないかと思います。


あんちん

2012年11月12日月曜日

発見!!

 こんにちは。

 最近は朝晩は冷え込んで、まさに冬突入って感じがしてきましたね。

 さて、今回発見といタイトルにした訳ですが、なんと今年の夏に発掘した脇袋丸山塚古墳の報道記事を見つけたのです!!

 現地説明会には新聞記者の方々も来られていたので、「いつ報道されるのかな」と思っていたのですが、実は現地説明会の2日後には報道されていたのです。

 『歴史・考古の情報誌 文化財発掘出土情報』2012年11月号(通巻378号)の48ページに記載されていますので、機会があればぜひご覧ください!!


しばⅡ

2012年11月10日土曜日

近つ飛鳥へ

 こんにちは。
 花園大学では今週3日間(7~9日)入試の為、休講でした。

 
 そこで一昨日、大阪府立近つ飛鳥博物館へ行ってきました。

 この博物館は、大阪府の河南町にあります。バス停に降り立ち博物館に向かう途中、たくさんの横穴式石室が見えました。

 それもそのはずで、ここは一須賀古墳群の一部を風土記の丘として整備している場所でした。
 この古墳群は6世紀中頃から7世紀前半にかけて築造された群集墳で、大阪府内でも有数の群集墳として知られている場所です。


 これまで群集墳を目にする事があまりなかったので、点々と存在する石室に入って見ながら博物館へ移動しました。

石室を前に
 
石棺に触れる

 到着した近つ飛鳥博物館は主に大阪府下の古墳~飛鳥時代を中心に展示している博物館です。
  
 現在、秋季特別展「南九州とヤマト王権-日向・大隅の古墳-」が開催されています。

 近畿地方の資料であれば、博物館で目にする機会が比較的の多いものの、今回の特別展の中心である南九州(鹿児島・宮崎)は実物見る機会が非常に少なく楽しみにしていました。

  有名な西都原古墳群の資料も、実際に見たのは初めてです。他にも珍しい地下式横穴の写真や変わった資料が多く展示されていました。



 現在博物館で開催中の特別展も今月末~来月初頭までが会期のものが多いようです。
 皆さんも時間を見つけて博物館へ行ってみてはいかがですか。


あんちん



2012年11月1日木曜日

たより 第62号刊行


 こんにちは!

 今年度2回目のたより62号が刊行となりました。
 今回のたよりも前回と同じく6ページの増量版で、夏季見学会今回の発掘調査など豊富な内容となっています。
たより62号


 今回も無事刊行することができ、とても安心しています。来年度もこの調子で刊行していきたいと思います。