2011年3月30日水曜日

新年度にむけて


 こんにちは。

 本日は久しぶりに、京都も暖かくなり春らしさがでています。このまま暖かくなってほしいところですが、天気予報だとまた寒くなってしまうそうです(泣)。春本番が早く始まらないかと今か今かと待ち遠しい子分2です。

 さて春といえば、新年度のスタートです。本日、我が考古学研究室も新年度に向けて後輩へバトンタッチが行われました。(サポートするけど頑張ってね!!)

 4月と言えば、もう一つ、入学式です!!新入生獲得に向けてのポスター作りもいよいよ、佳境に向かっています。このブログを見ている4月から花園大学に通う人は、ぜひ考古学研究室に入ってください!!有意義な大学生活を送れることを保証します!!!首を長くしてお待ちしていますのでぜひ、一度、足を運んでください。

2011年3月29日火曜日

学生がいっぱい


 こんにちは!!


 今日は、成績表受取日なので学内には学生がいっぱいいます!成績の中身については秘密です(笑)


 4月2日(土)は入学式です。考古学研究室では新入生獲得のためのチラシ作りやポスター作製に向けて本格始動しています。いったい、今年はどんな子が入ってくるのか楽しみです(*^_^*)。

 また別働隊は、学内にある博物館の考古学スペース展示変え作業に勤しんでいます。大幅にスケジュール押してるんですけどね(汗)。(関係者の方、すみません(汗)。)

 今年度も考古学漬けの日々を楽しむぞー!!

2011年3月28日月曜日

黄金塚が!!!


どもです!!


遅くなってしまいましたが、現在島根県立古代出雲歴史博物館にて大好評開催中の企画展『古代出雲の壮大なる交流』にて、花園大学考古学研究室が過去に調査した黄金塚2号墳から出土した鰭付円筒埴輪の鰭部が展示されています!!!この鰭部には人物の線刻が施してあります。なんと!!今回、この人物が展示のマスコットキャラクター(ノミー)として大活躍しています。(HPでもその姿をみることができます。)



かくいう子分2の一人は土曜日(26日)に行われた島根大学法文学部考古学研究室が現在調査をしている松江市廻原1号墳の現地説明会を訪れた後に博物館へ行き、ノミーを見てきたようです。




島根県立古代出雲歴史博物館『古代出雲の壮大なる交流』下記リンク




島根大学法文学部 考古学研究室『廻原1号墳発掘ブログ』下記リンク






写真はお土産の「どじょう掬い饅頭」です。

2011年3月17日木曜日

メインイベント 追いコン!!

 さて記念会の後は、考古学研究室恒例、追い出しコンパ!通称、追いコンです!!
今までの卒業生との思いで、これからの抱負についてなどを話し大いに賑わいました。最後には在校生から卒業生へのプレゼントを渡しました。


この後、場所を変えカラオケに行きました。古谷先輩の恒例のキューティーハニーも今日で見納めです(泣)。

 先輩達とは遺物整理や30周年記念論集作成、糠塚測量、糠塚発掘・丸山城址測量・報告書作成等を通して、共に過ごしてきました。時には、意見の衝突もありましたが、数多くのことを教えていただきました。この感謝の気持ちは言葉では表現できません。
 私は1回生で考古研に入り、考古学に熱中している先輩をみて、ただ漠然とかっこいいなぁ、すごいなと思っていました。ですが、これからは自分たちが後輩を引っ張っていく立場、つまり、あの時の先輩たちと同じ立場になります。より良い研究室にするために頑張っていきます。次にあった時は、みんなの成長に驚いてください!!いままでお世話になりました!!ご卒業おめでとうございます。これからのご活躍を期待しています。

(集合写真:記念会にて)

祝!!!卒業式!!!! 

本日は、平成22年度 花園大学卒業式です!!

 考古研からは、このブログ開設当時メンバー初代子分こと、現大学院2回生 岡島(おかじー)&宮村(誠二さん)氏と4回生 古谷(ケビン)の3人が卒業します。後輩こと我々、子分2共は事前にいろいろ準備をしてきました。さぁ!!感謝の気持ちを表しにいきましょう!!!
 卒業式を終え、卒業記念会に現れた卒業生達です。  
                         (右から古谷、岡島、ひとつとばして宮村)
 無事に、この日を迎えられたことを心よりお祝いします!!記念会では室員が卒業生に御酌したり、お祝いしたりと賑わっていました。
















2011年3月12日土曜日

大地震

 こんにちは!!
 東日本に住まれている方は地震、大丈夫でしょうか? 昨日、1回目の地震の時は京都でも震度2くらいですが長時間揺れていました。地震の影響が出ていない地域の方々は、関係ないことと考えず、いつか自分の身に起こることかもしれないと考えて注意しておきましょう。かくいう私の実家、東京では荷物が落ちてきたりガスが止まったりしたそうです。無事らしいですが、今後、大きな余震が起こったら心配です(汗)
 ゼミ旅行2日目以降の更新は、後日行いたいと思います。

2011年3月11日金曜日

帰ってきました!!

 こんにちは!!

 8日からはじまったゼミ旅行、途中にハプニング等もなく昨日、無事京都に帰ってくることができました!!!!
 訪問先では、関係機関の方々に案内、説明等をしていただいたため、福岡の各時代の様相や歴史を学ぶことが出来ました。厚く御礼申し上げます。
 
 過去記事になってしまいますが、ゼミ旅行の様子を投稿するので見てください。

2011年3月10日木曜日

ゼミ旅行 3日目

 3日目 3月10日(木)

 さて最終日です。原鶴温泉を出発するみんなの顔に疲労の色が・・・。1日目の移動時の会話量に比べると確実に会話が減っています。周りをみると、みんな寝ています。今日が最後!!がんばれ!!

 ということで本日、最初の『うきは市立吉井歴史民俗資料館』に行き、そこから『若宮古墳群』に行きました。その後、九州と言えばこれ!!!の装飾古墳『屋形古墳群』や『田主丸塚古墳』・『下馬場古墳』を見に行きました。意外ときれいに残っている装飾に研究室一同、驚きながら、その神秘性に圧倒されていました。同心円文の中にある盾やゆきの絵を探すのに必死になっている学生もちらほらいました。

 装飾古墳ツアーを終え、次に高良山神護石をみにいきました。神護石は山道をぬける間にも見えていましたが、みんな疲れて寝ていたため、気付いた学生は少なかったようです(汗)


 写真右に見える石の列が神護石です。伝説ではここいらで悪事を働いていた鬼が神様に、「3日以内に石で囲ったら、そこの土地をやろう」と言われ並べたと言われているそうです。山城の跡ではないかと考えられています。
 この次に筑紫国造磐井の乱で、教科書にも載っている筑紫国造磐井の墓と考えられている『岩戸山古墳』に行き、近くにある『岩戸山資料館』にも行きました。そこで、石で作られた埴輪ともいわれる石人・石馬を見ました。その後、『石人山古墳』に行きました。『石人山古墳』には石人が立っており、行く手をはばむその姿に威圧感さえも感じました。

 『石人山古墳』を最後に見学を終え、羽犬塚駅から家路につきました。帰りの道中は、ほとんどの人が眠っていました。

 今回のゼミ旅行は九州ということもあり、関西に住む私たちにとっては完全に、異文化コミュニケーションでしたが、これにより、普段見ることのできないものに触れることができ、みんなの中で良い経験になったと思います。簡単ではありましたが、以上が2泊3日九州ゼミ旅行の全容でした。

(集合写真:大宰府政庁にて)

(あえて、はっちゃけて書いたのは楽しかったゼミ旅行を前面に出すためです。室員の全員が見学地では真剣に勉強していました。)

2011年3月9日水曜日

ゼミ旅行2日目

 2日目〈3月9日(水)〉

 お久しぶりです!!卒業式や東日本大地震などでバタバタしていたため、ブログを更新できませんでした(汗)。今日からまた更新していきたいと思います。では2日目!!Let's Go!!

 朝8:30にホテルを出発、チャーターしたバスに乗り、本日最初の見学地、『板付遺跡』に行きました!!『板付遺跡』は日本最古の水稲耕作遺跡として、歴史の教科書にも載っています。現在は、復元整備されて、このようになっています。(写真 右上)


 また、板付遺跡は初期の環濠集落遺跡としても有名です。そのため環濠も復元されており、それをみた室員はついつい・・



 飛び越えようとしていました(汗) まるで環濠を越え集落に入ろうとする敵のように・・・

 そして次に、『金隈遺跡』に行きました。『金隈遺跡』は九州で広く用いられている甕棺が多く埋葬されている遺跡です。ここでは甕棺の出土時の姿がそのまま保存されています。中には、人骨が残っているものもちらほら見受けられます。とても分かりやすいので興味のある人はぜひ一度は足を運んでください。

 さて次は『大宰府政庁跡』です。『大宰府政庁』は内外使節との外交や、白村江の戦い敗戦後は国防の最前線拠点となっていた所です。また、菅原道真が、左遷された所としても有名です。ここでは、花大考古研OB 高橋さん(太宰府市)にご説明いただきました。高橋さんありがとうございました。

 大宰府の背後の山には『大野城』があります。『大野城』は大宰府を守るために作られた山城とよばれるものです。白村江の戦いで日本は、朝鮮の軍事力の強さに圧倒され、報復されることを恐れ、大野城や水城などの防衛拠点をつくったのです。

 『大宰府政庁』から次は『観世音寺』に行き、かの有名な梵鐘を見ました。この後、『大宰府天満宮』に移動し、各自、昼飯を食べ、頭がよくなるように牛を触り、飛梅をみました。














 大宰府を堪能した後、九州国立博物館行きました。ここでは、花大考古研OB 市元さん(九州国立博物館研究員)のご厚意により、博物館のバックヤードを見学することができました。博物館の学芸員を目指す子も何人かいるので、とても参考になりました。市元さんありがとうございました。

 次に新しく小郡に移転した九州歴史資料館に行き、ここでもまたバックヤードを見学させていただきました。
 またまた、移動し小郡官衙遺跡に行きました。小郡官衙遺跡も整備されており、回廊の柱が建っていた所を丸太で表現していました。そのため、レース場のようになっており、結果・・・・

 またまた走ってました(汗)。  そこに走れるところがあるからさ!!(注意:走るのはオプションです)

 最後に『平塚川添遺跡』(弥生時代の集落)に行きました。まさかのBest1!!アングル!!周りの現代の建物が写らず弥生時代にタイムスリップしたように!!!!(頑張りました(汗)by.撮影者)

 本日最後の見学を終え原鶴温泉へと行きました。歴代ゼミ旅行の中で、こんなに走ったことはありません。その筋肉痛と卒論・修論で疲れた体を癒しに温泉へ・・・

2011年3月8日火曜日

ゼミ旅行1日目!!

1日目(3月8日)

 まだ日が昇らない暗いうちからの出発でしたが心配していた遅刻者もなく全員、博多駅に到着しました。駅近くのホテルに荷物を置き、地下鉄で移動し、一番最初の訪問先『鴻臚館跡』に行きました。すぐ近くにある展示館には発掘の際に見つかった遺構がそのまま展示されていました。整備されているものをみるのもいいですが、発掘された状態で見ることができ良かったです。出土遺物はあまり見ることが出来ないイスラム陶器を見れました。


 次にタクシーに乗って福岡市博物館に行きました。博物館内にあるレストランで昼食をとった後、展示されている資料を見ました。この博物館には、歴史の教科書に記載されている事でも有名なあの『漢委奴国王』の金印が展示されているのです!!実物をみると、とても小さく驚きました。
 丸隈山古墳は石室が見ることができました。我先にと石室の入口に集まっているのが今回のゼミ旅行メンバーです!

 今回のゼミ旅行では発掘現場を見学することもできました。平安時代の鍛錬鍛冶炉、精錬鍛冶炉などの鍛冶に関係する遺構が多くありました。また、建物遺構も多く発掘されていました。

 若八幡宮古墳では今回初の記念撮影です。風が吹いており、寒くて私は目をつぶってしまいました。墳丘を登っていくと、神社が建っており、あまり古墳と感じさせられるものはありませんでした。
 

 次は九州大学です。九州大学は様々な学部が集まっているせいか、規模も大きく活気がありました。大学構内に入って始めに、九州大学埋蔵文化財調査室にいきました。そこでは、九州大学内で出土した遺物を見ることができ、九州特有の真っ赤な土器や平安時代の土器などを見ました。その次に、九州大学総合研究博物館を見学しました。ここでは、一番に驚いたのは古人骨資料です。(ようは遺跡や古墳などから出土した人骨です!)九州大学には3000点以上の古人骨があるのです。有名な遺跡や古墳の人骨もあり、みんなも思いのほかテンションが上がっていました。かくいう私もその一人です。(笑)
 考古学研究室では、所蔵資料を見せてもらいました。かの有名な板付遺跡の土器や刀などの鉄資料、鏡など多く資料がありました。また、所蔵している本を見せていただいたりするなど充実した時間を過ごすことができました。

 そして、夜は九州大学研究室の皆さんに懇親会を開いていただきました。多くの九州大学の方とお話しをすることができ、また、多くのことを学ばしていただきました。ありがとうございました。

 1日目はこんな感じで福岡を過ごしました。
 2日目の記事は、今日以降に更新します。

2011年3月7日月曜日

明日から


 どもです!!


 さて明日からゼミ旅行(福岡)です!!レジュメも無事完成し、ホッとしています。明日は早朝7:00前には、京都を出発します。みんながちゃんと遅れて来ないか心配ですが(汗)なんとかなるでしょう!!


 旅行中、ブログを更新できればしようと思います!!!では行ってきます。
 (気が早い後輩はもう出発しています(笑))

2011年3月1日火曜日

茅原大墓で最古の盾持人埴輪出土

 奈良県桜井市茅原大墓で最古の盾持人埴輪が出土しました。

 茅原大墓は古墳時代中期初頭頃の帆立貝式古墳(後円部に比べて前方部の規模が小さい)です。これまで最も古い盾持人埴輪と考えられていたものより、先行する時期のものと考えられ、最古の例として公表されました。

 2月27日に行われた現地説明会には新聞報道によると約2000人の考古学ファンの方が訪れたそうです!!!(かくいう私、子分2も、その内の1人だったりして・・・(笑))

 このことで、我らが「親分」こと高橋先生がNHKからインタビューをうけました!!!

 タイトルをクリックするとリンク先で動画が見れますのでどうぞ!!!