2007年9月22日土曜日

夏休み最後の発掘の日


 本日も、大変な暑さの中、学生は図面を描き、作業員さんは掘り、高橋先生は全てに目を配り、とせっせと作業をすすめました。
 遺構検出が調査区の半分まで到達し、遺構面の繋がりがかなり見えてきました。
 近くで豊楽院の現地説明会があり、交代で行ったりと、作業に慣れてきて余裕もできています。
 現地説明会では山田先生が偶然いらっしゃり、ご指導いただきました。

 本日、平安時代の井戸と思われる遺構を検出しました。写真の斑に白いところがそれです。灰色っぽい土に切られていますが、今後が楽しみです。



 上の写真は、本日出土した平安時代の緑釉陶器です。状態が非常に良く、色、形がはっきりと確認できます。夏休み最後の発掘の日に、こんな物を見れて非常に満足です。
 
 夏休み最後の発掘でした。来週からは講義の合間をぬっての作業になります。
 まだまだ発掘は続きます。最後までやりぬいてやります。

1 件のコメント:

moro さんのコメント...

ご苦労様です。きれいな遺物ですね。何か器の底の部分でしょうか。